第24回全国大会について[最終案内]
今年度の全国大会は、2025年3月8日(土)9日(日)の2日間にわたり、「大阪・関西万博を契機とした新たな観光ホスピタリティ教育のデザイン」をテーマとして、立命館大学大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)において開催いたします。人口減少、グローバル化、そしてデジタル技術が急速に進むなかで、次代を育成する教育のあり方は転換期を迎えています。しかし教育現場では、導入・実践方法やデジタル技術活用に関わり、課題を抱える教員が多い現状にあります。そこで、2025年4月から開催されます大阪・関西万博を契機として、新しい観光ホスピタリティ教育の展開可能性と課題について、参加者の皆さまと一緒に考える場を設けます。
テーマ: 大阪・関西万博を契機とした新たな観光ホスピタリティ教育のデザイン
Designing Future Tourism and Hospitality Education Inspired by the Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan
日 時: 2025年3月8日(土)~9日(日)
会 場: 立命館大学 大阪いばらきキャンパス H棟3階
〒567-8570 大阪府茨木市岩倉町2−150
参加費:
正会員・名誉会員 3,000円
非会員(一般) 1 日のみ参加2,000円、2日間参加4,000円
準会員・非会員(大学院生・学部生) 無料
全国大会参加申し込みURL:https://jsthe2024.peatix.com/
(3月5日締切)
懇親会:
GARDEN TERRACE LION 立命館いばらきフューチャープラザ店
会費6,000円
懇親会参加申し込みURL:https://jsthe2024reception.peatix.com
(2月26日締切)
1.プログラム概要
※研究報告・教育実践報告のタイムテーブルは下記URLから御覧下さい。
https://jsthe.org/wp-content/uploads/2025/02/73fd0b4a9661f6309f587a76dea3cc75.pdf
[1日目:3月8日(土)]
11:00 理事会
12:15 受付開始
13:00 研究報告・教育実践報告
15:10 シンポジウム
開会の辞:藤田玲子
(成蹊大学経営学部 教授/日本観光ホスピタリティ教育学会 会長)
会場校あいさつ:牧田正裕
(立命館大学大学院経営管理研究科 研究科長)
基調講演:中島さち子
(大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー/株式会社steAm代表取締役)
パネルディスカッション:
コーディネーター 西村典芳(流通科学大学人間社会学部 学部長)
・笠井敏光(兵庫県立兵庫津ミュージアム 館長)
・今井博司(日本経済新聞社 大阪・関西万博室 企画委員 シニアプロデューサー)
・大串恵太(追手門学院大学共通教育機構 特任准教授/日本観光ホスピタリティ教育学会 理事)
閉会の辞:中村哲(玉川大学観光学部 教授/日本観光ホスピタリティ教育学会 副会長)
総合司会:福本賢太
(阪南大学国際学部 教授/日本観光ホスピタリティ教育学会 副会長)
18:00-20:00 懇親会 (GARDEN TERRACE LION 立命館いばらきフューチャープラザ店)
[2日目:3月9日(日)]
08:30 受付開始
09:00 国際化推進ワーキンググループ企画 “CAMPFIRE Session”
Internationalization of tourism and hospitality education
(観光ホスピタリティ教育の国際化)
カリキュラムの国際化、国際交流、研究の国際発信などについて、取り組みの事例や問題点の共有、今後の国際化の在り方などについてディスカッションを行います(使用言語:平易な英語)
【モデレーター】藤田玲子(成蹊大学経営学部)
10:10 ワークショップ①〜⑤
① 観光ビジネス導入後の教育課題と今後の展望(高大連携)
観光ビジネスを学校で扱う際に直面する課題や導入に向けた不安、さらには大学が担うべき役割について意見交換を行います。その際、観光庁などが進めている事例を共有します。また、現場の実践者同士での活発な議論を通じて、より良い教育実践を模索します。
【モデレーター】伊東秀幸 (高田短期大学)
② 観光に関わる専門英語教育と専門日本語教育(ESP/JSP)
本ワークショップでは、観光業(旅行、宿泊、飲食、交通、観光地の案内、他)に従事するための専門的な英語・日本語教育の在り方を検討し、グローバルな現場で通用するコミュニケーション能力を育成する方法を探ります。
【モデレーター】中井延美 (明海大学外国語学部)
③ 観光・国際学系(学部学科)の現状と課題
観光・国際学系学部学科への志願状況(入口)・観光産業界への就職状況(出口)など、コロナ禍後の現状を参加者全員で情報共有、取り組むべき対応や課題を議論します。
【モデレーター】福本賢太 (阪南大学国際学部)
④ 観光ホスピタリティ教育における大学での授業実践:観光心理学・観光行動論を事例として
大学における「観光心理学/観光行動論」の授業は、担当者のバックグラウンドによって内容が大きく異なっています。この会場では複数のスピーカーによる授業実践の事例報告をします。その上で会場の参加者と座談会形式での意見交換を行います。
*このワークショップは2024年度日本観光ホスピタリティ教育学会グループ研究助成制度「大学での『観光心理学/観光行動論』科目の現状」の一環として実施します。
【モデレーター】中村哲 (玉川大学観光学部)
⑤ 観光ホスピタリティ教育におけるデジタル化
デジタル技術が観光ホスピタリティ教育に与える影響や課題、その可能性について、参加者全員で情報共有し、議論を深めます。最新動向や今後の見通しについて整理し、教育者に求められる対応や課題を明確にする場を目指します。
【モデレーター】大串恵太 (追手門学院大学共通教育機構)
11:50 ワークショップ全体報告
司会:岩田聖子
(大阪医科薬科大学 非常勤講師/日本観光ホスピタリティ教育学会 理事)
12:20 閉会式
※問い合わせ先:学会事務局 e-mail:jimu@jsthe.org