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第2回研究会開催のお知らせ

学会では、2025年度第2回研究会「観光ホスピタリティ教育における言語と接遇」を
2025年11月15日(土)15:45〜18:00
に下記の通り開催致します。非会員の皆様も参加可能ですので、ふるってご参加下さい
(問い合わせ先:jimu@jsthe.org)

リアル会場:阪南大学あべのハルカスキャンパス
オンライン会場:ビデオ会議システム「Zoom」

参加ご希望の方は下記リンクよりフォームにアクセスいただき、ご登録ください。
(2025年11月13日締切)

登録フォーム

[開催趣旨]
観光業の現場では、外国人観光客からの多様な要望や苦情に対応する機会が増えています。言語の違いだけでなく、文化的背景の相違から誤解が生じることも多く、接遇における円滑なコミュニケーションは大きな課題となっています。特に、苦情対応の場面では、高度な語用論的能力と実践的な言語運用力が不可欠です。
こうした課題を踏まえ、本研究会では観光ホスピタリティ教育における言語と接遇の在り方を取り上げます。本年度は、大阪公立大学・岩井千春先生にご登壇いただき、科研費を獲得して実施された研究に基づくご講演をいただきます。岩井先生は、苦情対応に必要な語用論的能力に焦点を当てながら、苦情対応の方法と言語使用の違いを日本人と英米人で国際比較し、その成果を通じて、観光学と言語学、そして、国際観光業の発展に寄与することを目指しておられます。観光教育研究の最前線から、言語学的視点を活かした観光業における人材育成についてお話いただきます。
さらに第2部では、パネルディスカッション を開催し、本会の会員2名が「観光の接客・接遇」の視点から実践的な課題や工夫について発表します。研究と現場の知見を交え、多角的な議論を通じて観光ホスピタリティ教育の新たな可能性を探ります。

1.日時: 2025年11月15日(土) 15:45-18:00(予定)
総合司会及びコーディネータ
岩田 聖子(学会幹事 大阪医科薬科大学)

15:45 開会の辞
中村 哲(学会会長 玉川大学)

[第1部]講演
15:50-16:40 岩井 千春(大阪公立大学)
テーマ:日米英の苦情対応の国際比較研究に基づいた観光ホスピタリティ教育(仮)

[第2部]パネルディスカッション
16:50-17:20
神村 正巳(学会理事 甲南女子大学)
山田 祐子(学会幹事 川村学園女子大学)
17:20-17:35 質疑応答
17:35-17:40 総括
森越 京子(学会副会長 北星学園大学短期大学部)
17:40 閉会の辞
福本 賢太(学会副会長 阪南大学)

2.登壇者

(1)基調講演・講師
岩井 千春
日米のリーガロイヤルホテルグループのホテルや本社人事部等で勤務し、ホテルの実務や人事採用・教育に携わる。退職後、大阪大学で博士号 (言語文化学)を取得。現在は大阪公立大学教授。専門分野は観光学と応用言語学で、近年は、苦情対応の国際比較を研究する。主な著書に『ESPのニーズ分析―産学のグローバル人材育成を目指して』(大阪公立大学共同出版会)、『おもてなしのホテル英語』(金星堂)がある。

(2) パネルディスカッション・パネリスト
神村 正巳
甲南女子大学文学部日本語日本文化学科准教授。国土交通省観光庁にて30年以上にわたり観光政策に従事。専門は公共政策や観光政策、ホスピタリティの領域の研究に携わる。

山田 祐子
川村学園女子大学生活創造学部観光文化学科准教授。専門は宿泊産業を中心とした観光地経営や観光人材育成。富士屋ホテル㈱での勤務や観光地の調査・研究職を経て現在に至る。



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